生活インフラを支える企業を紹介。今回やってきたのはENEOS 根岸製油所。首都圏にエネルギーを供給しその敷地面積は220万平方メートル。周囲は12キロに及ぶ。操油1グループ係長の松川さんのイカバン持ちをする。ガソリンや灯油、軽油などの石油製品を精製しエネルギーの一つとして供給しているという。350度以上の高温で原油を加熱し、その沸点の差を利用して取り出されるのがLPガスやガソリン、軽油や重油。松川さんはそれらを管理し、出荷設備を担当しているという。そのカバンの中をチェックした。
製油所の制服に着替えたなすなかにし。そのタンクに貯蔵された10万キロの原油があり、原油タンカーかは海外から原油を輸送されここで保管されている。根岸製油所ではこの大型タンクを3基。他にも10基の中型原油タンクが。これらを4日で使い切る。また原油タンクの上の屋根には特徴があるがそれは何？と問題が出た。正解は屋根の上に乗って確認。浮き屋根式タンクで、原油の上に屋根を浮かせて貯蔵。原油の蒸発を防ぎ、安全性を保っている。
次にマイクロフィルターという原油を加工する過程で発生したゴミを取り除く装置のことで、ここで松川さんはなすなかにしにハイオクガソリンの性状を見て問題がないかどうかを確認してほしいという。なすなかにしは松川さんの指示に従ってバルブをひねり、ガソリンの性状を確認。