熊本市では3日に外国人との意見交換会が行われた。外国人との議論を行った背景には、在住外国人が10年前から倍増していることがあるのだと言い、世界的半導体メーカーTSMCの拠点が設置されることも背景にある。ここでは外国人から見て困っていることの議論が行われ、イスラム教徒からはアレルギー対応の給食があるにも関わらず、イスラム教徒への豚肉を巡る対応が行われていないという意見が聞かれ、ほかにも医療機関の言葉の問題や名前の文字数が多い時に登録が困難になると行った意見が聞かれた。また、日本に住む外国人が「元号」についてわかりにくいことから西暦を併記してほしいという意見も聞かれたが、元号を受け入れない人ではないかと批判的な意見も寄せられている。この批判を受けて大西一史市長は自分たちの国のルールに日本人が合わせろというような意見を言う人は居なかったなどと説明する形となった。元号と西暦の兵器については以前から議論があり、政府は西暦の使用も認めてきた。熊本県は以前から併記を原則にしてきたが、熊本市でも今後併記を進めていく方針としている。