埼玉県熊谷市から中継。稲のたまごたちが植えられている。最近農家を悩ませているのがイネカメムシ。稲に付くと栄養を吸ってしまい、コメに黒い斑点がつく。農林水産省の調査では去年37の都府県で確認され、ここ数年増えているそう。熊谷市では7月に発生のピークを迎えるため、増える前に対策を講じなければいけない。埼玉県病害虫防除所の酒井さんによると広範囲で一斉に対策を行うという。埼玉県では防除経費の補助を行っている。いつごろから対策をしたら良いのか。「予察灯」は虫が光に集まる習性を利用して虫を採取するもの。埼玉県病害虫防除所の職員が虫を持ち帰って虫の種類や量を調査する。今年はまだ予察灯にはイネカメムシは入ってきていないということ。防除の時期だと判断したら関係する人たちに情報を提供するという。