この3連休、列島に災害級の暑さが迫っている。東北地方は日曜にかけて災害級の大雨となる恐れも。今夜7時頃、東京・千代田区の東京會舘 銀座スカイビアテラスでは、「今日は日差しがないから過ごしやすい感じはしますよね」と話す人がいた。明日から3連休に突入する人も。この3連休で気をつけなければいけないのが災害級の暑さ。関東でも日曜・月曜には40度に迫るとの予想も。連休中の暑さで休業も考えているというのが東京・目黒区のmai-bake！MOMO。オーナーは、焼き菓子って暑いと食べる気がなくなってしまうので、買いに来る方がまず減ってしまうといい、連休最終日は臨時休業を検討しているという。3連休の最高気温を見ると、日曜日は35℃以上が広がり、月曜日には37℃以上を示す紫色のところも。暑い時間も長く、危険な暑さになると予想されている。こうした中、警戒が必要なのが年間1000人以上が死亡することもある熱中症。記録的な暑さとなった2020年の夏、東京23区で熱中症で亡くなった人のうち、約92％は屋内で。そのうち約9割がエアコンを設置していないまたは使っていなかったという。東京曳舟病院の三浦邦久副院長は、熱中症のサインについて、うまく飲めなかったり、力が入らなかったり、これもすぐにびょ員に行かないといけないサインだと説明。医師が指摘したのは2つの対策アイテムで、まずはやはりエアコン。もう一つはコップ1杯の水。寝てしまうと自分で暑くなった場合に逃げるとか水分を取ることが出来な、少なくともコップ1杯の水を飲んでいただく、などと語った。この3連休は雨にも警戒が必要で、今夜雨が降り続いていたのは秋田市。