今日も関東から西の太平洋側を中心に晴れて猛暑日となる見込みで熱中症警戒アラートが発表されている地域もある。引き続き熱中症に警戒するよう呼びかけた。気象庁によると、今日日中の最高気温は三重県尾鷲市で37度、東京の都心や静岡市、宮崎市で36度、福岡市で35度など猛烈な暑さが予想されている。湿度も高く気象庁と環境省は熱中症の危険性が極めて高まるとして15の地域に熱中症警戒アラートを発表している。連日、熱中症と見られる症状で亡くなる人が相次いでいる。外出をなるべく避けるとともに室内では我慢せずに適切にエアコンを使用するなど熱中症対策をするよう呼びかけた。一方、停滞する前線の影響で日本海側を中心に雨雲が発達し、花巻市では35mmを観測した。これまでに降った雨で、秋田県と岩手県で土砂災害警戒情報が発表されている。前線は明後日にかけて停滞する見込みで、北陸・新潟県などで激しい雨が降る恐れがあるとのこと。明日朝までに降る雨量は東北などで150mm、北陸で100mmと予想されている。気象庁は土砂災害や低い土地の浸水に厳重に警戒するよう呼びかけている。