きょうの九州南部は高気圧に覆われて広い範囲で晴れ、この先1週間も晴れる日が多くなると予想されることから気象台は午前11時に「九州南部が梅雨明けしたとみられる」と発表した。平年より2日遅く、去年より8日早い。一方、東日本付近に伸びる前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、東日本を中心に大気の状態が不安定となっており雨が降っているところもある。近畿・東海・関東甲信ではこれまでの雨で地盤が緩んでいるところもあるため注意が必要。この後も東北~近畿にかけ雷を伴って1時間に30ミリ以上の激しい雨が降るおそれがあり、雨雲が予想以上に発達した場合には警報級の大雨と鳴る可能性もある。気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意するよう呼びかけている。