- 出演者
- 中山果奈
共和党の全国党大会は2日目を迎え、トランプ前大統領と党の指名争いを繰り広げたヘイリー元国連大使が演説しトランプ氏への支持を呼びかけた。トランプ氏としてはヘイリーの支持も弾みに党の結束を強めたい考え。また同じくトランプ氏と指名を争ったフロリダ州のデサンティス知事も支持を訴えた。トランプ氏と距離を置く一部の共和党員がヘンリー氏が選挙戦を撤退したあとも指示を続け、本選挙に臨むトランプ氏にとって不安材料になっていた。
バイデン大統領は銃撃事件のあと見合わせていた選挙活動を再開した。激戦が見込まれる西部・ネバダ州のラスベガスで演説し、事件後初めて銃規制の必要性に言及した。黒人の権利向上を目指す団体の全国集会では政治的な対立が加熱するなか冷静になるべきだと訴えた。また「真実を伝えることをやめるべきとの意味にはならない」と述べ、トランプ前大統領に対して批判すべきことは批判するという姿勢を強調した。選挙戦からの撤退を求める声は党内から依然上がっているが、バイデン大統領は17日も複数のイベントで演説を行うことにしている。
大谷選手は今年のレッドカーペットを妻・真美子さんと共に歩いた。愛犬・デコピンは大谷選手のジャケットの裏地に描かれていた。試合に向けては「1打席1打席集中しながら自分の持っているものをしっかり準備して出せればと思う」と意気込みを語る。これまでのオールスターゲームではヒット1本の大谷。3回、ノーアウト1・2塁のチャンスだった。大谷選手の先制3ランにスタジアムの大きく湧いた。今年のオールスターゲームは1安打3打点1四球としっかり結果を残した。
きょうの九州南部は高気圧に覆われて広い範囲で晴れ、この先1週間も晴れる日が多くなると予想されることから気象台は午前11時に「九州南部が梅雨明けしたとみられる」と発表した。平年より2日遅く、去年より8日早い。一方、東日本付近に伸びる前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、東日本を中心に大気の状態が不安定となっており雨が降っているところもある。近畿・東海・関東甲信ではこれまでの雨で地盤が緩んでいるところもあるため注意が必要。この後も東北~近畿にかけ雷を伴って1時間に30ミリ以上の激しい雨が降るおそれがあり、雨雲が予想以上に発達した場合には警報級の大雨と鳴る可能性もある。気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意するよう呼びかけている。
政府は太平洋側の島しょ部で外国機の領空侵犯などの監視を強化するため、北大東島に航空自衛隊の移動式の警戒管制レーダーと運用する部隊の配備に向けて環境調査や測量などを行っており、きのう2回目の説明会を開いた。防衛省の担当者は島の2か所の村有地を取得したうえで、庁舎や体育館・火薬庫などを建設し、隊員およそ30人を常駐させる予定だと説明し、来年度から工事に着工する方針を明らかにした。住民からの「ミサイル部隊などが次々と配備されることはないのか」との質問に、担当者は「ほかの部隊を置く計画は今の段階ではない」と回答していた。北大東村の鬼塚三典村長は、正式な受け入れに向けて政府と調整を進めていく考えを示した。
多国間協力をテーマにした16日の国連安保理の会合では、今月の議長国・ロシアのラブロフ外相が始めに発言し、「国連憲章と安保理の決定はホワイトハウスの指示をもとに西側諸国によってゆがめられて解釈されている。アメリカは同盟国に対して疑う余地のない服従を求めている」などと述べ、「アメリカの覇権主義が多国間主義に対する直接の脅威だ」と主張した。これに対してアメリカのトーマスグリーンフィールド国連大使は、ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアを非難した。その後、各国からも「軍事侵攻は国連憲章と国際法違反だ」として「ロシアこそ多国間協力を阻害している」と非難する意見が相次いだ。
将棋の八大タイトルの1つ「王位戦」の第2局が北海道・函館市で始まった。防衛を決めれば2つ目の永世称号獲得となる藤井聡太七冠に渡辺明九段が挑んでいる。藤井七冠は先月、叡王戦に敗れて八大タイトルの独占が崩れ七冠となったが、その後、棋聖戦を5連覇で制し初めての永世称号となる永世棋聖の資格を獲得。最年少記録を53年ぶりに更新している。今回の王位戦でも防衛を決めれば5連覇となり2つ目の永世称号「永世王位」の資格を獲得する。一方渡辺九段はこれまでに藤井七冠とタイトル戦で5回顔を合わせているが、いずれも敗れていて雪辱を期す戦い。王位戦七番勝負はことし9月にかけて日程が組まれ、第1局は千日手で指し直しの末、藤井七冠が勝っている。第2局の勝敗はあす午後に決まる見通し。
京都の夏を彩る祇園祭の最大の見どころ、前祭の山鉾巡行が行われ豪華な装飾を施した山や鉾が都大路を進んでいる。祇園祭は平安時代に疫病退散を願って始まったと伝えられ、毎年7月17日に絢爛豪華な山や鉾が街中を進む前祭の「山鉾巡行」が行われる。きょうは午前9時に巡行が始まり、交差点では水をまいた竹の上で車輪を滑らせ直角に方向転換する「辻回し」が披露された。途中一部の鉾の車輪が壊れ巡行を中止するトラブルがあった。沿道には午前9時半現在、警察の発表でおよそ3万8000人が集まっているという。
次々と運び込まれたのは40~50cmほどに育ったうなぎ。全国有数の養殖うなぎの産地、愛知県・西尾市一色町では「土用の丑の日」を前に今、出荷が最盛期を迎えている。集荷場で重さごとに選別されたうなぎは1日か2日ほど冷たい水にさらして身を引き締めたあと、中部地方を中心に全国に向けて出荷されるという。
為替と株の値動きを伝えた。
- キーワード
- 東京外国為替市場