バイデン大統領は銃撃事件のあと見合わせていた選挙活動を再開した。激戦が見込まれる西部・ネバダ州のラスベガスで演説し、事件後初めて銃規制の必要性に言及した。黒人の権利向上を目指す団体の全国集会では政治的な対立が加熱するなか冷静になるべきだと訴えた。また「真実を伝えることをやめるべきとの意味にはならない」と述べ、トランプ前大統領に対して批判すべきことは批判するという姿勢を強調した。選挙戦からの撤退を求める声は党内から依然上がっているが、バイデン大統領は17日も複数のイベントで演説を行うことにしている。