京都先端科学大学講師・梶田和宏を紹介。スポーツ科学分野で熱中症のメカニズムや対策を教えている。一番効果的な熱中症対策のキーワードは「深部体温」。脳や臓器など体の内部の温度で38度を超えると発汗機能が低下、血液循環が悪化、めまい、意識障害と症状が進行する。深部体温を下げるにはどうすればいいのか、検証。深部体温の上昇を検知する腕時計型端末「カナリアPlus」を開発、販売する企業が協力。実験前、ディレクターの深部体温は37度。深部体温を下げる「手のひら冷却」。水温12℃の水に約40分間手をつけると深部体温が0.2度下がった。猛暑日の想定で何もしなかった場合は5分で顔に大粒の汗、深部体温は37.3度に上昇。47分後、深部体温は38度に。手のひら冷却をした場合、38度になったのは実験開始から約55分後。何もしなかった場合より約17%体温上昇の時間を長引かせることができた。
熱中症予防にいい「アイススラリー」の作り方を梶田が教える。冷えたスポーツドリンクと凍らせたスポーツドリンクをミキサーで混ぜる。梶田が「水分補給と身体冷却の二刀流がこの夏の熱中症対策を助けてくれる」などとコメントした。
熱中症予防にいい「アイススラリー」の作り方を梶田が教える。冷えたスポーツドリンクと凍らせたスポーツドリンクをミキサーで混ぜる。梶田が「水分補給と身体冷却の二刀流がこの夏の熱中症対策を助けてくれる」などとコメントした。