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「熱海市伊豆山土石流災害」 のテレビ露出情報

次にみやぞんは訓練の現場へ。今回は土砂災害救助の研究や訓練を行う。2021年には静岡県熱海市で発生した大規模土砂災害ではハイパーレスキュー隊NAGOYAの退院も派遣され現場で救助にあたった。土砂災害における特殊技術について、状況は土砂災害が発生土砂に胸まで埋もれてしまった人の救助を想定したケースでは、その人の救助方法についてはいきなり近づいてしまうと危険だという。その理由は大勢で近づくと周囲の土が圧迫し窒息する可能性があるため。そこでグランドパッドという板を使用する。土砂で埋もれた人を発見した場合にはまずはグランドパッドを敷いてその上に乗って近づく。板を敷くことで要救助者への負担を最小限にすることができるという。まずは胸周りの土砂を払って息苦しさを解消させ、話せる状態であれば、可能な限りの情報を聞くのが鉄則。情報を聞き出すのは最善の救助方法を選択するため。情報を聞きだしたら救助をスタート。スコップで掘るが、技術には安息角。安息角は土が崩れずに安定する角度のことで30度から40度のこと。土は、40度をこえると崩れやすくなる。そこで使用するのが数学で習う三平方の定理。
中学の数学で習う三平方の定理は30度、60度、90度の直角三角形の場合、一辺の長さがわかれば残り2辺の長さがわかるというもの。30度の穴が掘りたい場合どのような直角三角形で掘るべきかがわかる。約1mを掘る必要があるがそのためには埋もれている人の身長と体勢を聞いたという。今回は座った状態なので、掘る深さは1m。掘り始める距離はルート3で求められるのでルート3は1.7320508。横に1.7m掘る必要がある。これを瞬時に計算する必要があるという。まずは掘る前に1.7mを計測し、マーキング。それを目印に掘り進める。そして2チームに分かれて掘りはじめるというが、Aチームが掘り始めBチームは周囲の安全確認。その後Bチームが行う。これは疲労による作業の遅れを出さないようにするため。効率がはかれるという。そして要救助者の足までが見えてきた頃、園芸用のスコップに切り替える。これは救助者を傷つけないようにするためだという。こうして救助が完了した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年5月13日放送 23:00 - 23:30 NHK総合
ザ・バックヤード 知の迷宮の裏側探訪ザ・バックヤード 知の迷宮の裏側探訪
今回は消防隊の中でもわずか4%の精鋭部隊を紹介。2016年の熊本地震や2021年の熱海市伊豆山土石流災害などこうした大規模災害の時に通常では対応が困難な場面がある。その中でも最前線で駆けつける消防隊が人名救助を行うスペシャリスト集団。レスキュー隊の中でも更に特別救助隊のハイバーレスキュー隊に密着した。

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