猪俣英俊記者が、イラン情勢を受けた電気・ガス料金への影響について解説。現時点では直接的な影響は出ていないものの、大手電力会社が発表した4月の電気料金は前月より値上がりしている。これは政府の補助終了が主な要因で、現時点の燃料価格高騰が反映されたものではないという。電気料金は「燃料費調整制度」により、過去3か月の平均燃料価格をもとに、2か月後の使用分に反映される仕組み。そのため、4月分にはイランへの軍事作戦前の価格が反映されている。イラン情勢の影響が出るのは2月〜4月の燃料価格とされ、早ければ6月分から電気料金が上昇する見通し。一方、ガス料金については、日本ガス協会によると、5〜6か月後に影響が出るとされ、早ければ8月分から値上がりする可能性がある。政府の具体的な対応は明らかになっていないが、高市首相は、「息切れすることなく継続的に国民生活を支えられるよう支援のあり方を柔軟に検討していく」としている。
