G20財務相・中央銀行総裁会議がタイで始まった。中東情勢を背景とした原油価格の高止まりなどで、各国ではインフレへの懸念が高まり金利の上昇傾向も続いている。きょう午前に始まった会議では、世界経済の安定的な成長に向けた対策や、最近の金融市場の動向について議論が交わされているとみられる。また、世界的に不正アクセスの被害が相次ぎ、一部で「AIの関与」も指摘される中、高性能の新たなAIモデルが悪用されれば、金融システムに深刻なリスクをもたらす恐れがあるとして、その対応についても意見が交わされる見通し。議長国であるアメリカのベッセント財務長官が欠席しているほか、共同声明の取りまとめも予定されておらず、直面する課題に対し、各国の連携を示せるかが焦点となる。
