兵庫県・斎藤元彦知事がパワハラなどの疑惑を内部告発された問題で、県の全職員に実施したアンケートでは新たなパワハラ疑惑が多く寄せられていたことが分かった。職員の間では「瞬間湯沸かし器・暴君」などと呼ばれていたという指摘もある。全職員対象の百畳委員会アンケート結果の中間報告が判明。アンケートは、約69％が回答。アンケート中間報告では、知事のパワハラについて約4割が「見た」「聞いた」、贈答品“おねだり”について約2割が「見た」「聞いた」と回答。斎藤知事は会見で、アンケート結果について「コメントは差し控える」、エレベーター乗り損ね→叱責「厳しい指導は必要な業務上の指導」と語った。百畳委員会は、事実関係を精査する方針。知事としの在り方について、元総務大臣・元鳥取県知事・片山善博氏の見解は「理不尽に叱ると職員がのびのび働けない」「職員の意見を聞くようにしていた」「知事と接する職員は秘書・部長・課長が多いが、部下も連れてくるように言った」。斎藤知事は、百条委員会で証人尋問を行う。百条員会でウソの証言をすると、禁固刑となる。弁護士・中央大学法科大学院教授・野村修也は「重要なのは「見た」の数字」、デーブスペクターは「その時の空気感にもよる」とスタジオコメント。