岡山県瀬戸内市にある水没したリゾート地が近隣住民を悩ませているという。広さは17万平方メートルで、東京ドーム3.6個分に相当するとのこと。10年ほど前から放置され続けているといい、近隣住民からは「小さな虫が家の中に入ってくる」や「ドブ臭い匂いがする」などの声が聞かれた。リゾート地が水没した原因について、この問題に取り組んでいる市議会議員によると、かつては塩田で海水が流入しやすい環境のため水没したとのこと。この問題について瀬戸内市の武久市長は、「市が具体的な権限を持って何かできる部分はない」とし、土地の所有者とは手紙を送るなどして対話を続けているというが、「土地売買の意思を持っているかなど今は見えていない」などと述べた。今後も対話を続けていくとしている。