北京五輪スピードスケート男子500mで銅メダルを獲得した森重航選手。来月のミラノ・コルティナ五輪では日本選手団の騎手も務める。生まれ育ったのは北海道・別海町。酪農場を営む両親のもとに8人きょうだいの末っ子として生まれた。きょうだいで唯一スケートを始めた森重選手に両親は忙しい中でも時間を割いてくれたという。両親に支えられ、スケートを続けてきたが、18歳の頃、母・俊恵さんを病気で亡くした。亡くなる直前にくれた「スケート頑張れ」という言葉が今でも支えになっているという。母の言葉を胸に初出場を果たした前回の五輪では支えてくれた両親に大舞台での勇姿を届けることができた。メダリストとなった後も森重選手の活躍は続く。一昨年にはワールドカップで総合優勝を果たすなど次の五輪へ向けて勢いは増すばかり。去年7月、実家に帰った森重選手。五輪シーズンを目前に控える中、亡き母に活躍を誓った。そして迎えた今シーズン。全日本選手権を国内最高タイムで優勝。五輪2大会連続出場を決めた。家族の応援を力に変え再びメダル獲得を目指す。森重選手は「自分のしたいレースをすれば必ずメダルには届くと思っている。前回が銅メダル、それ以上のメダルの色を目標にしている。悔いのない日々を送って五輪に向けてレースできるように頑張っていきたい」と話した。家族の支えを感じた瞬間はあった?との質問に斎藤は「プロで結果が出せずに家族の言葉しか信用できない時期があった。そんな時に母親が『もっと頑張りなよ』ではなくて『こんなにファンの方が応援してくれて、ここでチャンスを貰えるのは幸せなことだよ』と声を掛けてくれたのが救われた」等と話した。森重選手が出場するスピードスケート男子1000mは日本時間来月12日、男子500mは来月15日に行われる。
