きのうの日経平均株価の下げ幅は一時1100円を超えた。しかしその後急回復し、終値は先週末より175円安い3万6215円だった。マネックス証券・広木隆氏は「二番底への意識が強いものなのでこの日経平均で3万5000円という大きな節目を割ってしまうのではないかという危機感もあった。この3万5000円の台を割らなかったということで下げ幅を急速に縮めて終わった」とコメント。市場が注目するのは今週金曜日の9月限月の先物とオプション取引の特別清算指数の算出日がある。先物取引の清算日はマーケットが変動しやすいというジンクスがあり警戒感が強まるという。