あざには危険なものもあり、例えば特発性血小板減少性紫斑病は血小板を攻撃するたんぱく質が作られて血小板が減ってしまう病気で、血が止まりにくい状態になっているため脳内出血が起きた場合に血が止まらずに麻痺が残ったり最悪死に至ることもあるとのこと。さらに、足に小さなあざがたくさんできるIgA血管炎という病気も血管を攻撃するたんぱく質が増えることが原因で、腎臓を攻撃してしまい透析となる人が数%程度いると言われているそう。危険なあざとそうでないものを見分けるポイントは個数で、内出血では1~数個程度のあざだが危険なものの場合は10個以上のあざとなるそう。また腕の内側や口の中など普通に生活していたら内出血にならない位置にあざが出来た場合も注意が必要とのこと。