愛媛県・青島は猫の楽園としてメディアにとりあげられてきた。約70匹の猫が暮らしている。SNSを通して世界中から猫好きが集まる。青島は瀬戸内海の海の幸がとれる漁師町。猫と島民との暮らしは数百年も前から続いている。ネズミ対策に量子が猫を連れてきたことが始まりだという。この島にいるのは食事などにケアが必要とされる年老いた猫ばかりで子猫がいない。島を出る人が跡を絶たず、この島に暮らす松下さん・紙本さん夫婦だけになった。島民たちはかつて大きな決断を迫られた。12年前、島は一大ブームに。その頃、猫が急激に増えた一方で人口は逆に激減していた。ケガや病気も増え、行政と相談を重ね冬眠あちが決断したのは去勢手術だった。高齢化する猫のため定期的に島を訪れる人がいる。ボランティアや獣医師とともに、これまで以上に猫たちの健康に気を配るようになった。島の猫たちの命は後2年ほどだと考えている。
3月恒例の島の風物詩・ひじき漁。肉厚なひじきは高値で取引され島の生活を支えている。一度ケガをすれば漁は難しいと感じている。ひじき漁をするのは紙本さん夫婦だけになった。今日も青島に観光客がやって来た。3人と猫70匹が暮らす島。ここは猫の楽園と呼ばれている。
3月恒例の島の風物詩・ひじき漁。肉厚なひじきは高値で取引され島の生活を支えている。一度ケガをすれば漁は難しいと感じている。ひじき漁をするのは紙本さん夫婦だけになった。今日も青島に観光客がやって来た。3人と猫70匹が暮らす島。ここは猫の楽園と呼ばれている。