- 出演者
- 福澤朗 今田耕司 菅井友香 オダギリジョー
今日のゲストはオダギリジョーさん。世界的人気デザイナーのヴィンテージ・コート
今日のゲストは俳優・映画監督のオダギリジョーさん。1976年、岡山県に生まれ、幼い頃は母の勤務中、映画館でひたすら映画鑑賞をしていたという。高校卒業後、国立大学に合格するも入学せず、映画監督を志して渡米した。カリフォルニア州立大学で監督養成コースを選択するつもりだったが、入学要項を読み違えて俳優養成コースに入学。そして、役者への道を志したという。26歳のときに映画「アカルイミライ」で主演に抜擢され、一躍注目を集めた。2019年、「ある船頭の話」で長編映画監督デビューを果たし、各国の国際映画祭で高い評価を得た。また、ドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」では、脚本・演出・編集・出演というマルチな才能を発揮した。
出演者が挨拶をした。福澤さんは「オリバーの世界観、僕好きですよ」、オダギリさんは「いろいろな役を演じてみて、振り返ると着ぐるみしか残っていない」などと話した。
オダギリさんが持ってきたのは、イギリスのジョン・ガリアーノさんというデザイナーのコート。本人評価額は25万円。SEVENSTAR CLOTHINGの渡邊スレイマーンさんによると、評価額は50万円だという。2005年の秋冬コレクションで本人が着用したものだという。
華道家の田畑保子さんが、鎌倉時代の「古瀬戸の瓶子」を持ってきた。日本六古窯の一つの瀬戸焼は、鎌倉・室町時代に焼かれたものを「古瀬戸」と呼ぶ。田畑さんが持ち込んだのは高さ26cmのもので、菊花や蓮花があしらわれており、綺麗な状態で保存されているという。
今回の舞台は今年区制100周年を迎えた大阪市天王寺区。実は番組MC・今田耕司さんの出身地でもある。区名の由来ともなった四天王寺は、593年に聖徳太子が創建したと伝わる日本初の官営寺院。建築物が一直線に並び、回廊が囲む”四天王寺式”は日本で最も古い建築様式の一つとされる。天王寺公園は1903年に開催された「内国勧業博覧会」の跡地に作られた公園で、園内には大阪市立美術館や美しい日本庭園・慶沢園を有する。中でも大人気なのが天王寺動物園。約170種・1,000匹の動物を飼育しており、日本でここにしかいないという珍しい動物にも会うことができる
最初はこの番組の大ファンだという徳田俊さん(69)。徳田さんは安河内さんの大ファンだそう。お宝は片岡球子の油絵。実は熱烈な絵画コレクターで、20年ほど前に骨董市で一目惚れしたという。購入金額は2万円だが、百貨店で外商番として1,000万円クラスのものを毎日売っていたといい、目利きに自信があるという。本人評価額は1,000万円だったが鑑定結果は500円。安河内さんは「偽物です。全然力強い線がないですし、色も浅い。裏に貼ってある共シールも”片山球子”になっている」などと話した。
次は元気一杯の85歳、中野嘉明さん。健康の秘訣は地下アイドルの追っかけ。もともとは孫が地下アイドル好きで誘われて行ったところ、孫よりハマってしまった。推しの地下アイドルがいつどこでライブをやるのか常にTikTokでチェックしているという。ライブの醍醐味は曲を聴くだけではなく、握手とチェキ撮影。これまで200枚以上ツーショットを撮影した。そんな中野さんのお宝は10世紀頃に朝鮮半島・新羅で作られた仏像。50年ほど前に懇意にしていた骨董商に見せられて一目惚れ。値段を尋ねると「高価だから買えないと思う」と言われた。しかし20年ほど前にその骨董商が他界。するとその方の妻から連絡があり、「(夫から)中野さんに渡してほしいという物を預かっている」と言われ、この仏像を渡された。しかし「ただいただくのは悪い」との思いから「香典代わりに30万円ほど置いていこう」とお金を渡してきた。本人評価額は30万円。
20年ほど前に馴染みの骨董商から形見としていただいた新羅の仏像の鑑定結果は200万円だった。勝見さんは「大変貴重な銅製の如来仏。ただし、新羅よりは下がる高麗時代の終わりごろ、13世紀~14世紀頃のもの。僧祇支という下着のようなものを着ているが、結び目がすごく静功にできている。お顔が良い。ふくよかで目が優しい。もともとは漆を塗ってその上に緊迫を塗る”漆箔”という手法でもうちょっとピカピカしていたものだがそれはなくなっている。でも全体的にコンディションが良い」などと評価した。
次はリベンジに燃える三井義勝さん(61)。三井さんが登場したのは今年6月。実は三井さんの家は今田さんの実家のすぐそばで料亭「天繁」を営んでおり、同じ小学校に通う幼馴染だった。お宝は近代洋画の巨匠・安井曾太郎の油絵だった。30年ほど前に常連客からいただいたもの。最近店に飾っていたところ、これを見た客が「高級車1台くらい買えるんじゃないの?」というので番組に出演、本人評価額は自信満々の1,000万円だったが、結果は5,000円だった。リベンジ選んだお宝は有田焼の壺。50年ほど前に母親が有田の行商人から20万円で購入したもの。実はその数年後に再びその行商人がやってきて「100万円で買い戻させてくれないか」と言い出した。当時店は経営難だったが、母親はこの壺をとても気に入ってたため断った。しかしその数日後、天繁のスタッフがぶつけてしまいヒビが入ってしまった。本人評価額は割れてしまったた50万円。結果は1,000円だったためリベンジならず。数多く作られた工芸品のため、無傷の場合でも数万円程度だという。
次は”現代の名工”に選ばれたはんこ職人の辻太一さん(84)。はんこを彫った有名人はマイケル・ジャクソン。1987年の大阪公演の際にマネジャーが店を訪れ、マイケルのハンコを注文していった。当て字は辻さんが考えた「舞蹴」(マイケル)と「雀邨」(ジャクソン)。後日、代金とともにマイケル直筆のサイン入りツアーパンフレットが届いたそう。そんな辻さんのお宝は岸田劉生の掛け軸。岸田劉生は「麗子微笑」で知られる洋画界の巨匠だが、お宝は南画風の掛け軸。40年来の骨董好きで、オークションで見つけて落札した。落札額は30~50万円くらいだったそう。元来「三酸図」とは、「儒教・道教・仏教を代表する人物が酢を舐め、皆顔をしかめた」という故事を描いたもので、三教の教えが根本的に同じであることを比喩的に表している。「劉生はこれを3種の果実で表した」とオークションサイトで説明されていた。本人評価額は50万円だったが、鑑定結果は120万円と大幅アップ。大河内さんは「本物で間違いない。岸田劉生は38歳で亡くなっています。30歳頃から日本画を描きはじめ、30歳代後半くらいの作品ではないかと思う。劉生自身は東洋の思想に傾倒し、とても勉強している。故事を踏まえた上でそれを果物に置き換えて作品を作ったというウィットと、中国に対する造詣の深さが感じ取られる面白い作品」と評価した。
次は猫が大好きだという平井佳子さん。現在、息子・娘と3人暮らしだが、猫も3匹いるという。そんな平井さんのお宝は「古丹波の壺」2点。50年ほど前、京都・丹波の名士だった曽祖父が亡くなった際に所有していた山を祖父と大叔父で相続することになった。しかし祖母が「山なんかもろても大阪へ持って帰られへん」と言い、骨董好きだった祖母は大叔父が大切にしていた古丹波の壺に以前から目をつけており、「義兄さん、古丹波の壺2つ、山と交換でどうか」と持ちかけた。すると山が欲しかった大叔父も快諾し、以来家宝として大切にしてきた。本人評価額は1点10万円で合計20万円だったが、鑑定結果は大幅アップの50万円だった。艶のない方の壺は室町時代中期のもの。描かれた筋は「猫掻き」と呼ばれるもので、粘土同士をくっつけるために道具を使って撫でて整えたもの。艶のある方は桃山時代末期~江戸初期にかけて、17世紀頃のものだそう。
依頼人の濱口大輝さんは白浜町役場に務め、まちのPRを担当。白良浜は日本にいながら南国リゾートの雰囲気を味わえる。観光気分を盛り上げるために役場の人たちはアロハシャツを仕事着として着用しているという。今年8月には新たなビーチカフェもオープンした。
鴨居玲は1928年に石川県金沢市で生まれ、18歳で金沢美術工芸専門学校に進学後、宮本三郎から「なぜ描くのか 何を描くのか 常におのれに問いかけよ」と叩き込まれ、鴨居は100枚ものデッサンを重ね、目をつぶっても同じポーズが描けるまでになるが、何を描くべきかの答えは見つからず、作風を確立できずにいた。37歳のときに焦燥感にかられて日本を飛び出し、ブラジル・パリ・ローマを放浪。心の混沌が少しずつ解かれ、「描くべきは人だ」と気付いたという。帰国後に「静止した刻」を発表すると、新人の登竜門である第12回安井賞を受賞。さらなる刺激を求めて、43歳の時にスペイン・バルデペーニャスに移住。帰国後、「1982年 私」を描いた頃から酒と睡眠薬が手放せなくなり、狭心症の発作で何度も入院。ひたすら心の闇を見つめ、人間の弱さや醜さを徹底的にさらけ出した末に1985年9月7日に57歳で自ら命を絶った。アトリエには、鮮烈な赤の自画像が残されていた。
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- 1982年 私おっかさんおばあさんバルデペーニャス(スペイン)パリ(フランス)ブラジルミスターXの来た日 1982・2・17ローマ(イタリア)兵庫県立美術館出を待つ(道化師)安井賞宮本三郎廃兵月と男東京国立近代美術館狭心症石川県立美術館祈り私の村の酔っぱらい笠間日動美術館美人画肖像膝を抱える少女自画像自画像(パレット)自画像(絶筆)芦屋市立美術博物館蛾裸婦踊り候え!金沢市(石川)金沢美術工芸専門学校長崎県美術館静止した刻鴨居玲
濱口さんが鑑定してほしいという依頼品は、鴨居玲の油絵「裸婦」。画面全体が暗い褐色に沈み、胴体だけが浮き上がっていて、横にそむけた顔も表情が判然としない作品だ。鴨居は49歳でスペインから帰国した際、新たな画題として裸婦に挑戦し、求めようとも満たされぬ愛の儚さや孤独の苦しみを表現しようと試行錯誤。依頼品は、その頃の作であるとされる。
お宝鑑定希望の方やお宝を売りたい方は、お宝の写真とエピソードを添え、あて先:106-8007 テレビ東京 「開運なんでも鑑定団」係に送付。詳しくは番組ホームページで確認できる。
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