世界水泳福岡。日本飛び込み界の歴史は動いた。当時20歳の寺内健、4位で迎えた最後の演技でメダルを確実にした。見事銅メダルを獲得。日本男子飛び込み選手として初の世界水泳メダリストとなった。寺内が幼いころから教えを受けてきたのが中国出身の馬淵崇英コーチ。中でも徹底的に叩き込まれたのが空中姿勢の美しさ。海外の選手からも手本にされるほどだった。オリンピックにアトランタから足掛け25年にわたり、6大会に出場。40歳で迎えた東京五輪、届かなかった五輪のメダル。
馬淵崇英コーチのもとで頭角を現したのが玉井陸斗、年齢差26歳の兄弟弟子。高校1年生で臨んだ世界水泳ブダペスト。解説席には兄弟子の寺内。最終6本目でトップにたち、銀メダルだった。さらにきょねんのパリ五輪では寺内が届かなかったオリンピックのメダル。日本飛込界初のメダルは銀メダルとなった。
馬淵崇英コーチのもとで頭角を現したのが玉井陸斗、年齢差26歳の兄弟弟子。高校1年生で臨んだ世界水泳ブダペスト。解説席には兄弟子の寺内。最終6本目でトップにたち、銀メダルだった。さらにきょねんのパリ五輪では寺内が届かなかったオリンピックのメダル。日本飛込界初のメダルは銀メダルとなった。