国会は2週間後の今月22日が会期末。与野党幹部から終盤国会や夏の参議院選挙をにらんだ発言が相次いだ。自民党・森山幹事長は「少数与党の中、参院でも過半数を割り込めば政策が前に進まず大変なことになる」と危機感を示し、夏の参院選での勝利に全力をあげる考えを示した。立憲民主党・野田代表は「石破政権は重要な課題を先送りしようとしている」と強調。内閣不信任案を提出すべきか党内で意見が分かれていることへの見解を問われ、「それぞれの声を参考に判断していく」と述べた。野田代表はガソリン税の暫定税率を廃止すべきとして日本維新の会、国民民主党と3党で今週半ばまでに必要な法案をまとめたいとの意向を明らかにしている。国民民主党・玉木代表は「参院選の争点の1つにすればいい」とコメント。