松山は社名を温故知新にした理由に古いものを大事にし新しい要素を入れて次の時代に繋いでいくという意味合いで名付けたという。また料金は一人5万円と高めに設定しているがお客は来るか?に松山は来ると答えたが若い客でもお金を貯めて来る人もいるという。また宿泊業界の常識とは違うホテルは立地が悪くても構わないのか?との意見には遠ければ遠いだけ魅力が高ければ来てくれると答えその分ハードルが高くなるだけだという。また距離があったほうが良かったりする場合もあるという。また瀬戸内リトリート青凪については安藤忠雄氏設計の建物でコンクリート打ちっぱなしのミニマルな空間でミニマルラグジュアリーというコンセプトにしたという。豪華はホテルは飾る必要があるのでお金がかかるが、お金がなかったので逆になにもないのが贅沢という逆転の発想をしたという。ほかにも岡山県に唯一無二を打ち出したホテルが。ケイリンホテル10は競輪場が目の前にある世にも珍しいホテル。レースだけでなく練習する選手の努力を肌で感じてもらおうというホテルだという。今年大阪にオープンしたキュヴェ・ジェイツー・ホテル オオサカはシャンパンを全面に打ち出したホテル。フランスの名だたる生産者と組んで入手困難な銘柄も揃えたが寿司と一緒に5種のシャンパンが楽しめるディナーも。コンセプトを決めるのに重要なものについて松山はユニークさを追求していると答え、他と似たようなものはしないようにしているという。また温故知新は新興勢力であり、今まであるものをやってしまったら勝ち目がないという。