VR空間に再現された王政復古クーデターを鑑賞し、佐藤二朗は「歴史を動かした人たちの覚悟、気持ちが伝わってきた」と語った。クーデターでは御所の中枢を薩摩藩が掌握し、大久保利通は日記に「軍勢を見たら、肝を潰すだろう」と綴っている。ただ、薩摩藩士だった大久保が他藩の殿である山内容堂に反論するというのは江戸時代では考えられないことで、河井氏は「相当な危機感、覚悟。絶対に徳川慶喜は新政権に入れない。武力で倒すという決意があった」などと話す。金田哲はVRをきっかけに歴史に興味を持つ子供たちが多くなると期待し、佐藤二朗は邪馬台国のVR再現企画を提案した。