先月の石川県能登地方の豪雨災害を受け輪島市で新たな仮設住宅の建設工事が始まった。建設が始まったのは輪島市の門前町と杉平町の合わせて116戸の仮設住宅。このうち門前町にある門前東小学校のグラウンドでは施工業者と県の職員が図面を見ながら測量を行ったり、地面に縄を張ったりして建物の配置を確認していた。石川県は豪雨災害を受けての仮設住宅建設の要望を輪島市から290戸、珠洲市からおよそ100戸受けている。しかし地震と豪雨の被害が重なって建設用地の確保が難しいため、仮設住宅の一部は木造2階建てとする計画で完成には3か月以上かかる見込み。