福島県内で除染によって取り除かれた土は、県内の中間貯蔵施設で保管され、2045年までに県外で最終処分することが法律で定められている。政府は最終処分の量を減らすため、放射性物質の濃度が低い土を全国の公共工事の盛り土などで再生利用する方針で、全国で初めて総理大臣官邸の敷地内で実施する。福島県外での再生利用の実証事業は、住民から不安の声があがって進んでおらず、環境省は官邸での再生利用をきっかけに理解醸成につなげたいとしている。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.