福島第一原発の事故後に発生した除染土を巡っては、2045年までに福島県外で最終処分することが決まっている。きのう環境省は、厚生労働省などが入る建物や経済産業省などにあわせておよそ43立方メートルの除染土を運び込む作業を行った。運び込まれた除染土は、きょうまでに設置されている花壇の土と入れ替えて再利用される。除染土が福島県外で再利用されるのは、総理官邸の前庭に続いて2例目で、東京・霞が関にある他の省庁でも順次除染土の再利用が行われる。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.