「和玉」と呼ばれている日本で古くから作られている在来種のこんにゃく芋を紹介。日本で栽培されているこんにゃく芋の全体の約1.7％しかない。とても美味しいことから相場の約2倍の価格で取引されている。今日は栃木・鹿沼市にある阿部さんのこんにゃく芋畑から中継。この畑だけでも5000平方メートル。ここで年間約10トンのこんにゃく芋を育てている。こんにゃく芋の赤ちゃんの生子を土に植えてから出荷できるサイズになるまで3年かかる。鹿沼市内にある明治44年創業の中條商店。ここで生のこんにゃく芋をすりおろして凝固剤である石灰を練り込んでいく。その時に竹の棒を使用するが、これが創業当初から変わらない製法だそう。一晩置くと固まるので手でちぎって窯で茹で上げる。手でちぎることによって繊維が壊れず独特な食感を楽しむことができるという。渡辺さんは「歯ごたえ十分で香りもいい」等とコメント。最後に上空から和玉を並べて作られた文字「K N 旨（こんにゃく旨い）」を捉えた。