兵庫県朝来市にあるSUGOMoRIリゾート 生野高原は木の上に部屋があるという見たこともない設計が大反響をよんでいる。Tree Kotiや、ガラス張りのDome Kotiなどがあり、レストランなども併設しすごい森で巣ごもるをテーマに一歩先を歩く貸別荘体験を提供している。その始まりは廃れた別荘の典型だった生野高原を復活させるメインバンクから生野高原カントリークラブに出向を命じられた押部克己さんが二人の建築家に声をかけたことがきっかけ。生野高原の活性化を掲げたSUGOMoRIプロジェクトが開始し事業も本格化。独創的でデザイン性に溢れた貸別荘は話題の別荘地として生まれ変わった。このプロジェクトが掲げる地域活性に賛同し、協力する地元企業も現れた。その代表はトヨタカローラ姫路株式会社。ドームコティなどに出資するなど新たな地域貢献をコンセプトに2020年12月から参画。自社所有の土地を活用すべく庄司さんにデザインを依頼した。
庄司さんはトヨタカローラに展示場を作ることになったが車屋さんではない展示場をテーマに車を買わない人でも気軽に訪れるようになるには目を引く必要があるという。これまでにない未来型の屋内展示場を目指し、この構想から二年半の歳月をかけて今年10月の完成を目指し作業が続いていた。そして11月3日にカロひめパークが完成した。オープン前から長蛇の列が出来るほど。今後は様々なエリアで車を展示し、来春にはドッグランもできる。庄司さんはカロひめパークでこだわった場所に地中展示場という建物で、作るのが大変だったという。またここまで多く来場者が来てくれるとは思っていなかったと答えた。また来年に向けてオートキャンプ場を作るという。