パリオリンピック総合馬術団体。日本は2種目を終え、3位で最終日を迎えた。3種目目の障害馬術を前に、一番手を務めてきた北島隆三の馬が馬体検査をクリアできず減点され、5位に転落する事態となった。障害馬術は、時間内にコースに設置された障害物を跳び越し、ゴールを目指す。障害物を落下させたり、馬が跳ばなかったりすると減点となる。2人目の戸本一真が3連続ジャンプを決めると、3人目の大岩義明も見事な演技を見せ、日本は銅メダルを獲得した。1932年のロサンゼルスオリンピック以来、92年ぶりの馬術競技でのメダルとなった。