旧ジャニーズ事務所の性加害問題を巡り、SMILE‐UP.が補償金の支払い義務がないことなどの確認を求める裁判を起こしたことが分かった。SMILE‐UP.から裁判を起こされたと明らかにしたのは旧ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏からの性加害を訴える4人。会見で代理人弁護士は「一方的に設定した枠組みを押し付けて解決しようとしていて、寄り添う態度とは真っ向から反する」などと訴えた。SMILE‐UP.は「法を超えた救済という方針に基づき被害者救済委員会の認定した補償金額をお支払することを前提としている」などとコメントしている。この問題を巡っては当事者2人がSMILE‐UP.に対し補償金およそ460億円の支払いを求める裁判をアメリカで起こしている。