田原市の会社ではイチゴを美味しく育てるために暖房機の排気ガスを利用した機械を使っている。この機械は自動車の排気ガスを浄化するマフラーの仕組みを応用しているという。夜間、暖房機から出た排気ガスをこの機械で浄化してCO2だけをタンクに貯める。そして、日中の最適な時間帯にCO2を作物に与えることで光合成を活性化させる。この機械を製造・販売しているのは今回のガリバー・フタバ産業。エンジンを搭載する車に欠かせない部品・マフラーの製造販売数は国内トップ。さらに車体の基礎となる部品なども製造していて、年商は7958億円。