問題「『ベートーベン』本人が名付けた交響曲は？運命、田園、アメリカ答える」。正解は「田園」。ベートーベンの曲で年末に多く演奏されるのは「交響曲第9番」、通称「第九」。ベートーベンが残した最後の交響曲。「運命」は「交響曲第5番」で、「田園」は「交響曲第6番」。この2曲は同時に発表された。指揮者泣かせなのは「運命」。曲の冒頭に8分休符があり、出だしを合わせるのが難しい。この旋律についてベートーベンが「運命はこのように扉をたたく」と言ったと解説されていたが、本当に本人が言ったのか最近では疑問が持たれるようになっている。「運命」はベートーベンが命名したものではない。弟子が「鳥の鳴き声だと聞いた」と証言。