イワシなど記録的豊漁のワケについて、山田教授によると海水温上昇のため、エサとなるプランクトンが増え、イワシの個体数が増加しているなどの理由が考えられるという。寒ブリについては、海水温が上がったことでエサとなるイワシの増加により寒ブリの個体数が増加している。ズワイガニが今年は当たり年というが、佐久間さんによると、10年前にズワイガニが生き残る条件が恵まれていたことが要因だという。多くの場合、日本海海域で誕生し海流によって流されそのまま死ぬが、10年前に大きな渦が発生したことで生育可能な日本海海域にとどまることができたためだという。玉川さんは「温暖化になると南から北への海流がゆっくりになるため、日本海海域も渦が発生したのではないか」などと言い、羽鳥さんは「短期的にみると豊漁は嬉しいが、長期的にみると大丈夫なのだろうか」、長嶋さんは「金銭的には嬉しいが、温暖化の部分は考えさせられる」などと話した。
各地の海水温が戻ったのかについて、玉川は「海水温は上がっているため、北海道の方では鮭が捕れなくなり、ブリが捕れるようになってきている」などと言い、廣津留さんは「自然のサイクルはあると思うが、こんなに毎年違う環境になったりしているとどうなっていくのか」などと話した。いつになっても温暖化対策が必要になると呼びかけた。
各地の海水温が戻ったのかについて、玉川は「海水温は上がっているため、北海道の方では鮭が捕れなくなり、ブリが捕れるようになってきている」などと言い、廣津留さんは「自然のサイクルはあると思うが、こんなに毎年違う環境になったりしているとどうなっていくのか」などと話した。いつになっても温暖化対策が必要になると呼びかけた。
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