TVでた蔵トップ>> キーワード

「男はつらいよ 柴又慕情」 のテレビ露出情報

今回は主演映画「こんにちは、母さん」が9月1日に公開される吉永小百合さん。芸能生活66年、出演映画本数は123本。日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞を歴代最多の4度受賞。「仕事との向き合い方」、吉永さんに「往年のスターからの教え」「後輩との接し方」「仕事への原動力」というポイントで迫る。吉永さんが映画デビューしたのは中学生のころ。高校生で主演に抜擢され、その後数々の映画で主演を務めた。水卜アナ「ここまで長くたくさん仕事をすると想像はされてましたか?」、吉永さん「アルバイトのつもりでやりだしたんですよね。学校を続けていこうと思ったらどんどん映画の方が忙しくなって。1年に16本も出るようなことがあってとても学校は続けられない。で学校をやめて映画の方になったんですけど、当時の私のためになるステキな作品に何作も巡りあったものだから映画が自分の学校みたいになっていったんですね」。今も吉永さんの支えになっているのは「男はつらいよ」で共演した渥美清さんからの言葉。吉永さん「その時はメチャメチャに忙しくてどうしたらいいかって思いをしてたけど渥美さんが俳優なんて定めのないもので柔らかくふわふわと生きるのが良いんじゃないの、そういう口調で渥美さんが話してくださった。がんじがらめに一生懸命やってるだけじゃなくって悠々自適というかおおらかさに感動して、渥美さんはそういうこともしながら「男はつらいよ」の寅さん役をずっと続けてらしてとても貴重なご意見とかお言葉いただいてそれはほんとに宝物になってますね」。さらに8年後。吉永さん「30代になってから高倉健さんと「動乱」という映画に出たんですね。無口の方って言われてますけど本当はとてもおしゃべりが大好きな楽しい方なんですね。ただ一旦スタジオに入って将校の役でしたからすーっと集中させて無駄な話はなさらない」。水卜アナ「高倉さんのどういう姿勢が生きづいてますか?」、吉永さん「集中ですね。1本の作品に集中してずっと突き詰めていく、とてもまだ自分にはできないんですけれども圧倒されました」「そうだ私もこういう形でやっていきたいなと思いましたし自分の本当にやりたいものだけをこれからやっていこうと思って、それでマネージャーも置かずに自分で選んで1本ずつやっていくと体制。それはずっと今まで続いてるんですけれども」。
後輩との接し方。最新作「こんにちは、母さん」では大泉洋さんお母親役を演じている。水卜アナ「大泉さんと親子演じられていかがでしたか?」、吉永さん「本当にお忙しいと思うんですよ、だけどセットに入ったらバシッとセリフが入っててバシッと役になりきっている。休み時間にごろっと寝たいんじゃないかなと思うんですけどそういうことなくおしゃべりも続いて。おもしろいんですよ」。水卜アナ「毎回どうやって母に?」、吉永さんは「和也さんとはあまり意識しなくて自然に親子になって今も親子なんですよ。家族で会って一緒にご飯を食べたりとかしてます。自分に子どもがいないから映画の中で子どもを持つっていうのがほんとにかけがいのない喜びなんですよね。その方たちとずっとこれからも付き合っていけるって事はこういう仕事をしていて本当に良かったと思いますね」「いろんな人たちの芝居を見て自分もおおらかに大きく演技ができたら良いと思いましたね」。水卜アナ「キャスト・スタッフの皆さんの真ん中に立ってお仕事される中で心がけてらっしゃることってありますか?」、吉永さんは「そういうのは全然ないんですけどねただ撮影が結構きついときもあるんですね。そういう時に絶対疲れた顔を見せない。座ったりしないで立ってスクワットしてるとかね。私が疲れてる雰囲気だったらみんなやっぱり困ると思うし気をつかってくださるから。「疲れた」とか「寒い」とか言わないようにしてます」。
仕事への原動力。水卜アナ「やめたいって思われた時はありましたか?」、吉永さん「嫌だってことよりもこんな状態でやってたら見てくださる方に失礼なんじゃないかっていう思いはありましたね」。水卜アナ「なんでそこを頑張れたんでしょうか?」、吉永さん「やっぱり映画が好きだったんですね。子どものころも映画を見て育った。映画からもっと色んなことを勉強したい。こんなことまでできないのかって落ち込むことがありますけれどもね」。水卜アナ「ご自身で基準にされているものとかこういう作品をやりたいと思われてることって何ですか?」、吉永さん「とっても不器用なので自分がその役を好きにならないとできないんですよ。ウソばっかりついてるような人はやりたくないとかすごく単純で。プロじゃないんだと思うんですよ、アマチュアなんだと」。水卜アナ「ぜひ未来の話を聞かせてください」、吉永さん「いつ幕を下ろすというか自分が仕事をやめるかっていうのが1つテーマではあるんですよね。まだまだ知らないこともあるし表現力をつけたいというのもあるから、オファーがあればやらせていただきたいなと思うし映画のスタッフと一緒に何か作る喜びをこれからも味わっていきたい」。

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年9月2日放送 11:30 - 11:45 テレビ朝日
映画『こんにちは、母さん』公開記念特番(オープニング)
オープニング映像。映画「こんにちは、母さん」の魅力を徹底紹介。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.