日本屈指のブランド牛「米沢牛」は山形の自然豊かな環境と生産者たちの努力により育まれた絶品の和牛。山形県・米沢市にある創業130年「登起波牛肉店」は米沢市で最も古い米沢牛専門店で、最高級の米沢牛料理を提供している。米沢牛専門店が考案した米沢牛をよりおいしく食べられる一品がお題。「米沢牛登起波漬（ロース）」は脂の甘味と赤身のうまみを同時に味わえる高級部位ロースに風味の豊かな地元の味噌と酒粕を使った肉の旨味を最大限に引き出すつけダレが相性バツグンの1品。米沢牛は5代目店主が目利きした高級部位ロース、漬けダレは江戸時代からの酵母菌を発酵させた国産大豆のみそと酒どころ山形の酒かすを使用。日本酒「山田錦」を使用している。この2つを混ぜ合わせて数週間寝かせる。味噌と酒粕が熟成され甘味のある香り高い極上のつけダレになる。ここに米沢牛を漬けていく。元々は、明治時代に肉を保存するために漬けていたが、肉のうまみがアップする効果もあるという。自宅に届くまでに熟成されつけダレも浸透する。自宅での調理方法は冷たいフライパンに肉を敷き、水を入れたら強火火入れ。煮立ったら裏返して香ばしく仕上げていく。程よく熟成された米沢牛の脂の甘味と赤身の旨味。そこに香り高いつけダレが極上のハーモニーを奏でる1品。