ミチコは父・郁夫の奏でる音楽にも惹かれていった。喫茶店の営業が終わったあと、父の音楽仲間たちが集まってする演奏をよく聞いていた。ミチコが中学生になると郁夫は音楽好きの娘のためにピアノを買ってやろうと思い立つ。しかしお金はなく、郁夫が頼ったのは別れた妻でミチコの実母である白川美沙子であった。美沙子は郁夫と別れたあと、高山で郷土料理店を営み1人で生活していた。実母の美沙子がこっそり買ってくれたピアノでミチコは音楽の才能を育んでいく。昭和53年、ミチコは18歳で故郷を離れ上京。やがて音楽と笑いの才能を開花させていくことになる。
