世界遺産で知られる白川郷から車で15分のところにあるのが深山豆富店。名物は「石豆腐」で、完成前に約50分圧縮することで水分を抜いている。これにより、固い食感を実現。創業者の大野誠信さん(79)は21年、閉店を発表したが、ヒダカラが「やめるのはもったいない」と事業継承を決断。1960年代、豆腐の事業所は全国に5万件あったが、23年には4272件にまで激減した。高齢化で廃業するケースが多いという。ヒダカラは2020年に創業し、飛騨市の特産品などをECサイトで展開している。ふるさと納税の運営も代行する。舩坂香菜子社長は楽天グループで働き、出向職員というかたちで飛騨市役所に勤めた。市長からふるさと納税額を2倍の7億円にして欲しいというミッションを与えられたが、11億にした。のちにヒダカラの創業に至る。
事業承継にあたって、大野さんは約3か月にわたって豆腐作りを伝授した。事業譲渡契約を締結すると、ヒダカラは深山豆富店の内装を一新させた。賞味期限を伸ばし、豆腐レシピも作成。ヒダカラの武器であるECサイトでの運営能力を発揮し、新たな客層を開拓した。舩坂社長は赤字経営からの脱却にロマンを抱いているという。私生活では2児の母親で、会社全体でワークライフバランスを保つことにも熱心。豆腐職人は早朝から作り始めるが、深山豆富店では朝8時半から。最新機器を導入し、作業時間の短縮に繋がっているという。注目しているのは大豆をすりつぶしたペースト「すったて」。豆腐と違い、急速冷凍しても味が落ちないという。伊藤暢人氏によると、豆腐の市場規模は35年には今の倍になるとされる。
事業承継にあたって、大野さんは約3か月にわたって豆腐作りを伝授した。事業譲渡契約を締結すると、ヒダカラは深山豆富店の内装を一新させた。賞味期限を伸ばし、豆腐レシピも作成。ヒダカラの武器であるECサイトでの運営能力を発揮し、新たな客層を開拓した。舩坂社長は赤字経営からの脱却にロマンを抱いているという。私生活では2児の母親で、会社全体でワークライフバランスを保つことにも熱心。豆腐職人は早朝から作り始めるが、深山豆富店では朝8時半から。最新機器を導入し、作業時間の短縮に繋がっているという。注目しているのは大豆をすりつぶしたペースト「すったて」。豆腐と違い、急速冷凍しても味が落ちないという。伊藤暢人氏によると、豆腐の市場規模は35年には今の倍になるとされる。
