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「百森」 のテレビ露出情報

一時は消滅するかもしれないと危惧された岡山西粟倉村は豊かな自然とこの土地を愛する人の熱い想いで蘇った。人口およそ1300人、コンビニは一軒もなく信号も2機しかないこの村が2008年から取り組んでいるのが西粟倉百年の森林構想。平成の大合併で住民の6割が合併しない選択をして存続が課題だったが村の面積の9割以上を占める森林に目をつけた。杉や檜の人工林はは世代を超えて受け継がれてきた村の宝物、これを最大限活用することで子や孫へ受け継ぐ活気ある豊かな村へ生まれ変わろうと村の内外へPRを始めた。2017年に移住してきた前職IT企業の百森・田畑直共同代表は森林の調査・管理会社を起業した。興味があったわけではないが林業を知ろうということで友達と遊びに来ているうちに面白いからやってみようという流れになったという。良い品質の木々を育てるため山林調査や作業道の設計などを行っている。木材などを使い家具製造販売を行う大島さんも2009年に移住、家具を作った人たちを喜ばせるためだけでなく森や地域がきれいになっていることができると思ったという。これまでに西粟倉村百年の森構想で50社以上が起業、今では村民の約2割が移住者になった。人口戦略会議で西粟倉村は2014年消滅可能性自治体の一つとされていたが今年発表されたリストからは除外されたという。上山副村長は「もともとある最大の資源を使うことでビジネスモデルが生まれ付随して教育・介護などソーシャルなビジネスも底辺として広がってくる。地域が持っている力みたいなものを最大限に発揮できるような仕組みをこれからも続けていく」とした。

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