人工8000人余りの港町にある皆野高校。一時は700人が超える生徒が通い、学校は街の活気の象徴だった。しかし、少子高齢化で生徒が減少し今月閉校することになった。全校生徒は3年生の24人。清水春音さんは少ないからこそ密接な人間関係が築けたと感じている。密接な関係は生徒と地域の人とも。課外活動や地域のイベントで交流を深めてきた。通学路にある駄菓子店もその1つで、清水さんは卒業式を間近に控えたこの日、生徒会の仲間とともに訪れた。店主の根岸俊子さんは親子2代に渡って皆野高校の生徒達を見守ってきた。清水さんは地域にも自分たちを支えてくれる人がいると実感出来た。今月7日、皆野高校最後の卒業式が行われた。清水さんは答辞の言葉に街の人への感謝の気持ちを込めた。清水さん達の花道を作ったのは街の人達だった。皆野高校最後の卒業生を笑顔と拍手で送り出した。
