一昨日から国賓としてオランダを訪問されている天皇皇后両陛下。今日はサッカーW杯の日本対オランダ戦をオランダの国王王妃と観戦された。オランダ訪問前、国内では「皇室」を巡る大きな動きがあった。皇族数確保のための「立法府の総意」が衆参両院の議長らによって取りまとめられた。立法府の総意の柱は女性皇族が結婚後も皇族の身分を保つことと戦後皇籍離脱した旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎えることの2つ。陛下は先週の会見で“制度についての言及は控える”とした上で「国民の皆さんの理解が得られるものとなることを望んでおります」と述べられた。一方で旧宮家の人はどう受け止めているのか。「考えたこともない」と話すのは久邇朝宏さん。戦後皇籍離脱した11の宮家のうち久邇宮家の3代当主・朝融王の三男として1945年に生まれた。小学生になるまで自分が旧宮家だったことを全く知らなかったという。叔母に当たる昭和天皇の后・香淳皇后に招かれ、皇居に足を運ぶこともあったという。大人になってからは皇室との関わりはほとんどなく、あくまで一般国民として生きてきた久邇さん。養子になり皇族に戻ることについては、年齢面から自分自身には声はかからないとしつつ、“皇族に戻ることは不可能”という。政府は皇室典範の改正案を作る準備を進めていて、今国会での成立を目指す方針。
