相模原市のミートショップ寿々木を訪れた。地域密着の肉屋で店主の博さん、妻の宋江は開業当時からともに店を支えてきた。長男は焼き鳥、二男は精肉、長女は販売を担当している。学校が休みの日には孫が手伝うこともある。惣菜売り場の半分は毎日20種類以上の揚げ物が並ぶ。なじみの味は焼き鳥で、17種類ほどが並ぶ。ミートショップ寿々木は1989年にオープン。近くには大手スーパーがあり小売店は閉店するところが多かったが、国産の精肉だけに特化して当たった。惣菜の品数も増やし、多くの客が来るようになった。ある土曜日に密着すると、1日に17種類3363本の焼き鳥が売れた。売り上げ1位はとりもも、一番早く売り切れたねぎまは302本だった。
