生ごみを堆肥に変える事業をフィリピンで進める共和化工・松澤泰宏さん・中村規代展さんはダバオ・サーモ・バイオテック社の工場を視察するも、堆肥の質は悪かった。益子事業所では発酵が進むと湯気が上がるが、ダバオの工場では湯気が出ない。微生物による発酵はうまく進んでいなかった。堆肥を調査したところアンモニアが検出されなかった。松澤さんは酸素を送る配管の割れ、空気穴を堆肥がふさいでいることに気付いた。ダバオ・サーモ・バイオテック社のオリビア社長に遠隔管理を提案した。オリビアさんはこれを受け入れ、学び直しのため栃木・益子町にやってきた。