今年ブレイクを果たした日本ハムの田宮裕涼に注目。捕手でありながらリーグ2位の打率.316を記録し、盗塁阻止率.412というリーグトップの強肩も武器となっている。実際に自信があるのはスローイングだと答えているが「ゆあビーム」の愛称でも知られ、盗塁王のタイトルを持つ小深田大翔をアウトにできるほどとなっている。その田宮はスローイングのコツについて、右足が後ろに行かないように心がけていると紹介している。元日本ハムの鶴岡慎也氏に話を伺うと、捕球した位置より前に右足を出すことで反動を使えるようになり左右のブレも減るのだという。田宮はピッチャーに安心感を与えられるようになりたい・優勝に導けるキャッチャーになりたいと話す様子を見せているが、オールスターでも中嶋監督と捕手として議論をしたいという。