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「相双に新しい精神科医療保健福祉システムをつくる会」 のテレビ露出情報

南相馬市で震災直後に発足された相馬広域こころのケアセンターなごみでは利用者の状況をチーム全体で把握することを大切にしている。スタッフの中には精神保健福祉士などがいる。力を入れてきたのがアウトリーチでひきこもりなどで助けを必要とする人のもとに出向き心のケアなどを行う。スタッフは男性の家を訪れた。男性は6年前に離婚し一人暮らし。アウトリーチは4年続けている。訪問は週1回で男性の話を聞く。男性は原発事故のあと家族で新潟県に避難し長男が自死した。
相馬広域こころのケアセンターなごみが発足したのは2012年1月。原発事故で精神科のある病院がすべてなくなり福島県立医科大学などが相双に新しい精神科医療保健福祉システムをつくる会というNPO法人を結成。センター長は設立メンバーの一人で地元で働く看護師として駆けつけた。
渡辺さんは津波で介護施設に入所していた母親を亡くした。その後原発事故の影響で仕事がなくなり妻とは離婚し自宅に引きこもるようになった。渡辺さんを変えたのが臨床心理士との出会い。
スタッフは男性の家を訪れた。男性は避難のため転居を7回繰り返し4年前に生まれ育った土地に帰ってきた。しかし、以前から患っていたうつ病が悪化し仕事ができない状態が続いている。
相馬市にもなごみがある。震災の後地域の精神医療が崩壊した中で開業。こころのケアセンターなごみと連携している。院長はかつて沖縄で勤務していた時沖縄戦の体験者に半世紀以上経ってからトラウマの症状が現れていることを発見。福島でも今後PTSDに悩む人が増えるのではと危惧している。
スタッフは男性の家を訪れた。男性は遺書を書いていて幸いにも未遂に終わった。スタッフは男性から未遂の原因となった脚立を持ってきて欲しいとお願いされた。スタッフは話し合いの結果もうしばらく預かることを決めた。6日後スタッフは男性からゴルフを教わる。男性は20代半ばからゴルフを始めアマチュアの大会で幾度も栄冠に輝いた。13年半たっても癒えることのない心の傷。そっと寄り添うことで生きる力を引き出していく。
住所: 福島県相馬市沖ノ内1-2-8
URL: http://soso-cocoro.jp/

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