「ジャガイモの苗にトマトの実が?」の謎を解き明かすため依頼者の元へ向かった。立派に実ったジャガイモの茎をたどるとトマトのような実がついていた。この不思議な実はトマトなのか、植物の生態に詳しい専門家に確認してもらうと「見た感じはトマトではなくてジャガイモの実かなと思う」とのこと。普段食べているジャガイモは地下茎と呼ばれる茎の部分であり実はこれとは別に地上につくもので天気や植えられた時期が影響し、収穫期の5月~6月に稀に出来ることがあるという。トマトに形が似ている理由は「トマトもジャガイモも「ナス科」というナスと同じグループの植物」だからである。「実を食べることができる」かについては「基本的には食べない方がいいといわれている」とのこと。そして渡邊正男さんの育てたジャガイモの実が博物館の収蔵品に加わることとなった。