ニュースな現場を深掘り取材。千葉・茂原市の荒れ果てた巨大な市営真名住宅(通称「真名団地」)で、老朽化に伴う治安の悪化が懸念されている。1975年は、市内最大の公営住宅だった。茂原市は、天然ガスを活用し、工業都市として発展。1980年代の真名地区の人口は1300人超。現在は、10世帯のみ。老朽化による団地閉鎖のため、入居者の募集を停止。住民には、来年3月までに転居するよう求めている。そんな中、“見知らぬ人”が団地を訪れている。茂原市によると、若者らが敷地に侵入し、騒いだり動画撮影・配信などの迷惑行為が相次いでいる。茂原市は4年前、団地の管理運営・跡地利用のため検討委員会を設置し話し合いを進めた。閉鎖後の活用法は未定。
住所: 千葉県茂原市真名218