日本時間きのう行われた米国テレビ界のアカデミー賞とも呼ばれる第76回エミー賞授業式があり、ドラマ「SHOGUN 将軍」で主演、プロデューサーを務めたが真田広之さんがに日本人初の主演男優賞、アンナ・サワイさんが主演女優賞、フレデリック・トーイ監督が監督賞を受賞するなど史上最多18部門で受賞する歴史的快挙を達成。「東洋と西洋がお互いを尊重して完成した夢のようなプロジェクトだった。人々が協力すれば奇跡を起こせることを『SHOGUN 将軍』は教えてくれた」と英語でスピーチした真田さんは「時代劇継承者、監督、諸先生方に心より御礼申し上げる。あなた方から受け継いだ情熱と夢は海を渡り国境を超えた」と感謝の思いを語った。ドラマ将軍は将軍の座を目指す戦国武将が如何に天下分け目の関ヶ原の戦いに臨んだかを壮大なスケールで描いた作品。もともとは1975年発表の小説が原作で1980年にもアメリカでドラマ化。今回真田さんが演じた虎永役を演じた三船敏郎さんがエミー賞の主演男優賞にノミネートされたが受賞はならなかった。真田さんは1966年に子役デビューした後、ジャパンアクションクラブに入団。1981年には映画「魔界転生」、「柳生一族の陰謀」、「里見八犬伝」など数多くの時代劇に出演。2002年の山田洋二監督映画「たそがれ清兵衛」で主演を務めアクション俳優の実績を積んできた。2003年のトム・クルーズ主演「ラストサムライ」でハリウッドデビューしてから約20年、去年公開の映画「ジョン・ウィック コンセクエンス」ではキアヌ・リーブスと共にアクションを披露するなどハリウッドの第一線で活躍してきた。
ハリウッドデビュー当時「誤解に満ちた日本人像がけっこう多かったから僕たちの時代でそれを払拭したい」などと話していた真田さん。海外から見た日本人への間違ったイメージに違和感を抱いていた真田さんがこだわったのが“時代劇の所作”。「SHOGUN 将軍」で日本人の所作・動作の総監修を務めた帆之亟さんは「もう嬉しいの一言ですよ。」などと語った。現地メディアも称賛。
ハリウッドデビュー当時「誤解に満ちた日本人像がけっこう多かったから僕たちの時代でそれを払拭したい」などと話していた真田さん。海外から見た日本人への間違ったイメージに違和感を抱いていた真田さんがこだわったのが“時代劇の所作”。「SHOGUN 将軍」で日本人の所作・動作の総監修を務めた帆之亟さんは「もう嬉しいの一言ですよ。」などと語った。現地メディアも称賛。