「いびきがなければ睡眠時無呼吸を疑う必要はない」は✕。柳沢先生は、いびきがなくても無呼吸状態に陥ることもあると話した。無呼吸の主な原因は舌根が気道を塞いでしまうことで、喉の周りの筋力が落ちると気道が塞がりやすくなる。「睡眠時無呼吸になりやすい顔の骨格がある」は〇。あごの骨格が小さいと舌が気道を塞ぎやすい。「睡眠時無呼吸につながりやすいのは?」の正解は口呼吸。口呼吸は喉の周りの筋力が脱力し、気道を塞ぎやすい。また鼻炎により口呼吸が増えることで軽度の無呼吸が悪化するケースも。柳沢先生は、軽症の場合は横向き寝で改善できると話した。「いびき対策として効果が期待できるのは?」の正解は抱き枕。「睡眠時無呼吸になると尿の量が増える」は〇。無呼吸があると心臓から利尿作用のあるホルモンが出ることもある。