いよいよ明日、決勝を迎える。全国高校サッカー選手権大会。今大会注目ストライカー、サウサンプトン内定のFW高岡伶颯(宮崎・日章学園)。12月29日秋田の西目との1回戦、怪物ストライカーをひと目見ようと会場には長蛇の列ができた。自分自身にプレッシャーをかけて臨んだ初戦で高岡は、その怪物っぷりをいかんなく発揮する。3ゴール2アシストの活躍でチームを6対1と勝利に導いた。キャプテンとしてチームを引っ張る高岡だがもう1つ、今大会に全力をかけて戦う理由があった。7つ下の弟に伝えたい想いがあるのだ。2回戦、栃木の強豪・矢板中央戦。自らのゴールで同点に持ち込むも後半再びピンチを迎えてしまい1−2で敗れた。高岡の冬は終わりを告げた。敗れはしたが今大会、高岡が見せた戦う姿勢はきっと次の世代に受け継がれる。日章学園・原監督は試合後「いいサッカーだっただけに悔やまれるけどサッカーは点をとらないといけない」などコメント。高岡は「 勝敗はこうやってつくけど。またみんなで楽しくサッカーできればと思う」などコメント。弟の伶輔は兄の姿を見て「こういう舞台で優勝したい」など話した。
住所: 栃木県矢板市扇町2-1519
URL: http://ychyama.sakura.ne.jp/
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