藤山直美さんが番組のカメラに役者としての矜持を語ってくれた。現在、石井ふく子さん白寿を記念した舞台「かたき同志」で高島礼子さんと共に主演を務める。12年ぶりの再演となる今回の舞台。藤山さんといえば、父は天才的な芸と型破りな生き様で知られた昭和の喜劇王・藤山寛美さん。初舞台は2歳の時。5歳で本格デビューして芸歴は60年以上。父譲りの演技力で唯一無二の喜劇役者として観客を沸かせてきた。素顔は昭和、平成、令和を通じて大の野球好き。ロッテや阪神で活躍し、メジャーリーグでもプレーした西岡剛さんを“息子”と呼んでいる。休憩中は常に野球話。プロだけでなく高校野球も押さえている。自身を突き動かす推しは矢沢永吉さん。ファン歴は50年超え。CDは聴く用、保管用、配る用と数十枚購入するのは当たり前。ライブにも足繁く通う。藤山さんが番組のカメラにどうしても伝えたいコトが、フジテレビで現在放送中のドラマ「最後の鑑定人」で流れる矢沢さんの主題歌のボリュームが小さいというクレームだった。さらに、99歳の石井さんのモノマネなど常に会話の中心で話題を作る。それでも稽古が始まれば喜劇役者としての顔になる。2017年には乳がんの診断を受け、当時治療のため1年以上活動を休止していた。現在は東京と京都の病院に毎月行っているという。藤山さんは「まず70歳まで舞台立てたらいいかな。喜劇って跳んだりはねたりなんですよ。いくつまでできるかな?っていうのは自然の流れに任せている」と話した。
